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 独自ドメインの設定( ZoneEdit )

ここからの項目は独自ドメインの取得者を対象に解説しています。
ここでは、レジストラに登録する DNS サーバ用の設定で、対象は A レコードのみです。
MX レコードは解説していませんのでご了承下さい。

まだ独自ドメインを取得されていない方は、当サイト内の「 独自ドメインの取得 」をご覧下さい。

私は、取得したドメイン名( MILOWEB.NET )の プライマリ DNS サーバとセカンダリ DNS サーバに miniDNS の DNS サーバを指定していました。
つまり、レジストラには miniDNS の DNS サーバしか指定していない状態でした。

これでは、miniDNS の DNS サーバが落ちたら MILOWEB.NET にアクセス不可能な状態になりますので、
他のダイナミック DNS を利用し、miniDNS のダウンに備える事にしました。いわゆる障害対策というヤツですね。
選択したダイナミック DNS は ZoneEdit ( http://www.zoneedit.com/ )です。

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 ZoneEdit にユーザ登録

先ずは ZoneEdit にユーザ登録します。
下記の URL をクリックし、表示されたページの右上の「 Free Sign Up 」のリンクをクリックします。

ZoneEdit http://www.zoneedit.com/

[ 図ZE-001 ZoneEdit のトップページの右上「 Free Sign Up 」をクリック ]

図ZE-001 ZoneEdit のトップページの右上「 Free Sign Up 」をクリック

すると、登録フォームが表示されますので、全て記入し「 Sign Up NOW 」をクリックします。
この時に「 Select Service Option *: 」のセレクトボックスが「 Free Trial - up to 5 zones 」が選択されている事を確認して下さい。

[ 図ZE-002 必要事項を入力します ]

図ZE-002 必要事項を入力します

無事、登録が完了すれば「 THANK YOU! 」と表示されます。
その後、登録時に入力したメールアドレスにユーザ名と初期パスワードが記載されたメールが来ます

送られたメールに記載されている URL ( http://www.zoneedit.com/auth/ )をクリックし、ユーザ名とパスワードを入力し、認証を行います。
この初期パスワードは24時間のみ有効なので、パスワードは必ず変更しなければなりません。

パスワードを変更します。
上部メニューより「 User Option 」をクリックし、「 Change Password 」の欄に、現在のパスワード(初期パスワード)と、
任意のパスワードを入力し、「 Change Password 」ボタンをクリックします。

[ 図ZE-003 パスワードの変更画面 24時間以内に変更しなければならない ]

図ZE-003 パスワードの変更画面 24時間以内に変更しなければならない

以上で、ZoneEditへのユーザ登録は完了です

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 独自ドメインの登録

認証を終えると、「 Choose zone 」画面が表示されますので、「 Add Zones 」をクリックします。
自分の取得したドメインを入力する欄が表示されますので、ドメイン名を入力し、「 Add Zone 」ボタンをクリックします。

[ 図ZE-004 新しいゾーンの作成 ]

図ZE-004 新しいゾーンの作成

ゾーンの追加を確認する為に、上部メニューより「 Edit Zone 」をクリックします。
Choose zone 」が表示されますので、先ほど登録したドメイン名がリンクになっている事を確認し、クリックします。

[ 図ZE-005 追加したゾーンを選択します ]

図ZE-005 追加したゾーンを選択します

続いて、ドメイン名と IP アドレスを登録します。
下図の「 IP Addresses 」がリンクになっているので、クリックします。

[ 図ZE-006 「 IP Addresses 」をクリックします ]

図ZE-006 「 IP Addresses 」をクリックします

ここで、Name 欄に「 www 」を入力し、www.examples.net でアクセス可能にします
Numeric IP 欄には現在、自分に割り当てられているグローバル IP アドレスを入力します。

グローバル IP アドレスの確認は、確認くんで確認して下さい。

[ 図ZE-007 ホスト名とグローバルIPアドレスを入力します ]

図ZE-007 ホスト名とグローバルIPアドレスを入力します

ここで、
「 www.exapmles.net と examples.net を同じ IP アドレスにしますか?それとも www.exapmles.net にのみ入力した IP アドレスを適応させますか?」
と聞かれますので、同じ IP アドレスを割り当てますので、上部の「 Yes 」をクリックします。

[ 図ZE-008 ホストの追加方法を選択 ]

図ZE-008 ホストの追加方法を選択

これで、ドメインの登録と IP アドレスとドメイン名の関連付けが終了しました。
正常に登録されていると、View 画面の「 IP Addresses 」の欄に下図の様に表示されます。

[ 図ZE-009 「 IP Addresses 」への追加を確認 ]

図ZE-009 「 IP Addresses 」への追加を確認

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 MailForward の解除

ZoneEdit には、「 MailForward 」というメールの転送機能が付いています。
これは、独自ドメインのメールアドレス宛てのメールを登録時に設定したメールアドレスに転送するサービスです。

便利な様ですが、せっかくの独自ドメインなので、自分の POP サーバを使うため、この設定を解除します。

上部メニューの「 Edit Zone 」をクリックし、View 画面の「 MailForward 」のリンクをクリックすると、設定画面が表示されるので、
Delete 」にチェックを入れ、「 Delete Selected 」ボタンをクリックします。

[ 図ZE-010 「 MailForward 」の解除 ]

図ZE-010 「 MailForward 」の解除

私は ZoneEdit に登録後、この MailForward の存在に気が付かず、何故か hotmail に自分のドメイン名宛てのメールが来るので、「何故だ!!?」と思っていました。
この MailForward はデフォルトで有効になっているので、ご注意下さい。

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 バーチャルホスト用の設定

バーチャルホストを利用する場合、個々にホスト名を設定する事も可能です。
ですが、面倒なのでワイルドカードで設定してみましょう。

ワイルドカードで設定しておくと、webサーバのバーチャルホストの設定でいくつでもサブドメインを増やす事が可能です。

上部メニューの「 Edit Zone 」をクリックし、View 画面の「 IP Addresses 」のリンクをクリックし、
Name 欄に「 * 」(アスタリスク)を入力し、Numeric IP 欄に自分のグローバル IP アドレスを入力します。

[ 図ZE-011 バーチャルホスト用の設定 ]

図ZE-011 バーチャルホスト用の設定

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 設定の確認

ここまでの設定は、上部メニューの「 Edit Zone 」のリンクをクリックする事で確認可能です。

大体は、下図の様な表示になると思います。

[ 図ZE-012 設定の最終確認 ]

図ZE-012 設定の最終確認

先述の「 MailForward 」欄が空欄になっている事も確認して下さい。

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 DNS サーバのアドレスを確認

ここで、肝心の DNS サーバの確認です。
ZoneEdit の場合、ユーザによって DNS サーバが異なりますので、各自確認する必要があります。

上部メニューの「 Edit Zone 」のリンクをクリックし、View 画面の「 Nameservers 」の欄に、ご自分が使用すべき DNS サーバが記載されています。

この DNS サーバをご自分がドメインを取得した業者(レジストラ)に登録します。

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