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 PHP( RPM 版)の導入

内容全面改訂のお知らせ  2004/05/12
以前公開していた、ソースをコンパイルしてのインストール方法は、不具合も多い様なので、RPM でのインストール方法に内容を切り替えました。
当コンテンツの内容で皆様に少なからず混乱を与えていた事をお詫び申し上げます。

PHP とは Hypertext Preprocessor の略で、HTML ファイル内に記述するタイプのスクリプト言語です。
通常の CGI としても使用できる様ですが、PHP モジュールを Web サーバである Apache に組み込むことにより、
Perl と比較して処理速度の高速化、サーバの負荷を軽減させる事が可能です。

また PHP は各種データベースとの連携においても優れた点が多く、多くのサイトで利用されています。
ちなみに PHP はオープンソースのソフトウェアの名称です。

関連 URL
日本 PHP ユーザー会
PHP: Hypertext Preprocessor(本家)

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 PHP の入手とインストール

Vine のデフォルトでは PHP はインストールされないので、さっそくインストールします。
インストールには、Vine の特徴のひとつでもある「 apt-get 」を使用します。

# apt-get update   <-- APT 用のデータベースを更新
# apt-get install php   <-- 「 php 」に関するパッケージを依存関係を含めインストールしてくれる

これで、PHP がインストールされます。
一応、インストールされたかを確認します。

# rpm -qa | grep php   <-- 「 php 」という文字を含むパッケージを全て表示
php-4.2.3-0vl5   <-- 「 php-4.2.3-0vl5 」がインストールされた

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 Apache 側の設定

次に Apache の設定です。
Apache の設定ファイルである httpd.conf 内に PHP に関する記述がある事を確認します。
Vine Linux 2.5 の標準でインストールされる Apache にはデフォルトで PHP に関する記述があります。
httpd.conf 中の PHP に関する記述は大まかに以下の記述がされています。
( php4 に関する記述のみを抜粋しています。 )

<IfDefine HAVE_PHP4> LoadModule php4_module modules/libphp4.so </IfDefine> <IfDefine HAVE_PHP4> AddModule mod_php4.c </IfDefine> # The following is for PHP4 (conficts with PHP/FI, below): <IfModule mod_php4.c> AddType application/x-httpd-php .php4 .php3 .phtml .php AddType application/x-httpd-php-source .phps </IfModule>

PHP に関する記述を確認したら Apache を再起動します。
Apache の再起動は コマンドからでも Webmin 上からでも構いません。

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 PHP の動作確認

最後に動作確認をします。

<?php
phpinfo();
?>

とだけ記述したファイルを phpinfo.php と名前を付けてホームディレクトリ(ドキュメントルート)に保存します。

サーバ機上のブラウザの URL の欄に「 http://localhost/phpinfo.php 」と入力し、
PHP のバージョンなど様々な情報が表示されれば正常に動作しています。

これで PHP が動作する様になりました。

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