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 独自ドメインの設定( EveryDNS.net )

ここからの項目は独自ドメインの取得者を対象に解説しています。
まだ独自ドメインを取得されていない方は、当サイト内の「 独自ドメインの取得 」をご覧下さい。

取得したドメインに対する 外部の DNS サーバは必須です。
私は、外部の DNS サーバに miniDNS を選択しましたが、残念ながら2004年12月6日を以ってダイナミックDNSサービスを停止された様です。
そこで新しい外部の DNS サーバに EveryDNS.net を利用することにしました。

前提条件として「 EXAMPLE.COM 」というドメイン名を取得したものとしています。

なお、EveryDNS での DiCE の設定は「 EveryDNS独自ドメイン用DiCE設定 」で行っています。

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 EveryDNS.net にユーザ登録

取得した自分のドメインの設定をする為に、ダイナミック DNS にユーザ登録をします。
DNS サーバ名は独自ドメインを運営する上では必須です。
取得した DNS サーバのアドレスを自分が利用しているレジストラに登録してやらなければ独自ドメインと自宅サーバの関連付けが行えません。

ここからの設定は独自ドメイン用の設定です!

EveryDNS.net に行き、「Signup:」部分に必要事項を入力します。
入力後、「Signup」ボタンをクリックします。

[ 図EDNS-001 EveryDNS.net への新規登録 ]

図EDNS-001 EveryDNS.net への新規登録

入力内容に不備や誤りがなければ下図メインページが表示されます。

[ 図EDNS-002 メインページ ]

図EDNS-002 メインページ

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 独自ドメインの登録

次に自分の取得したドメインを登録します。

ユーザ登録直後(もしくはログイン後)の画面で以下を参考に、独自ドメインの登録を行います。
図EDNS-001 の画面左側のフォームから追加を行います。

[ 図EDNS-003 独自ドメインの登録 ]

図EDNS-003 独自ドメインの登録

「 >> (basic)」ボタンをクリックすると独自ドメインが登録されます。
登録されると下図の様に「 Dynamic Domains: 」の欄に登録したドメイン名が表示されます。

[ 図EDNS-004 独自ドメインが追加された ]

図EDNS-004 独自ドメインが追加された

次に登録したドメインの設定を行うので、ドメイン名のリンクをクリックします。
[Go] はそのドメイン名にアクセスします。(つまり、http://example.com/ にアクセスする。)
[X] はどのドメイン名の登録を削除します。

自分の登録したドメイン名のリンクをクリックすると、画面右側にレコードの一覧が表示されます。
レコードの一覧が表示されれば、独自ドメインの追加は正常に行えたことになります。

[ 図EDNS-005 正常に登録された ]

図EDNS-005 正常に登録された

「 value 」欄が空白になっていますが、これで正常です。
DiCEd で IP アドレスをアップデートしてやれば、IP アドレスが表示されます。

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 「 www. 」でアクセス可能にする

次に、「やっぱり URL は www. がなければ嫌だ!」という方( 私ですね )もいらっしゃるかと思いますので、「 http://www.example.com/ 」でアクセスできる様にします。

「別に URL に www. がなくてもいいやっ!」って方はこの項目は飛ばして次の MX レコードの設定 へお進み下さい。

www. 付きでアクセス可能にする方法はいくつかありますが、今回は以下の方法で行いたいと思います。

ちなみに、バーチャルホストで運用をお考えの方は、「 *.EXAMPLE.COM 」という レコードを作成されるのがいいと思います。
「 * (アスタリスク)」はワイルドカードで、「何でも良い」という事です。
「 http://www.example.com/ 」でも「 http://abc.example.com/ 」でも何でも Web サーバの設定次第で可能です。
この設定だと、Web サーバのバーチャルホストに設定されていれば問題ないですが、適当に「 http://tekitou.example.com/ 」と入力すると Web サーバのデフォルトサーバの設定が適応されてしまいます。
まぁ、問題無いと言えば問題無いですが・・・。

これらの手順は私も手探りでの作業でしたので、確実に「これだ!」と言えるものではありません。何らかの障害が発生しても自己責任でお願いします。

前置きが長くなりましたが、実際に EveryDNS の設定に入ります。

ログイン後、左側のメニューより先程登録したドメイン名をクリックします。
Add a record:」フォームが表示されますので、以下を参考に入力を行います。

[ 図EDNS-006 WWW. 付きでアクセス可能にする設定 ]

図EDNS-006 WWW. 付きでアクセス可能にする設定

入力後「Add Record」ボタンをクリックします。
これで レコードの追加は完了です。

レコード追加後は以下の様な表示になるハズです。

[ 図EDNS-007 CNAME 追加後 ]

図EDNS-007 CNAME 追加後

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 MX レコードの設定

MX レコードを登録します。

MX レコードの登録はメールサーバ構築時には必須になります。

ログイン後、左側のメニューより先程登録したドメイン名をクリックします。
Add a record:」フォームが表示されますので、以下を参考に入力を行います。

[ 図EDNS-008 MX レコードの追加 ]

図EDNS-008 MX レコードの追加

入力後「Add Record」ボタンをクリックします。
これで MX レコードの追加は完了です。

レコード追加後は以下の様な表示になるハズです。

[ 図EDNS-009 MX レコード追加後 ]

図EDNS-009 MX レコード追加後

これで、独自ドメインでのアクセスとメールサーバ運用の下準備ができました。

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 設定の確認と DiCE の設定

ここまで設定をしてやると、以下の様な表になると思います。

[ 図EDNS-009 MX レコード追加後 ]

図EDNS-009 MX レコード追加後

最後に、A レコードの「 value 」欄に値を入れる為に DiCE の設定を行います。
ここは空白の状態になっていますが、この状態で正常です。
DiCE によりサーバ機のグローバル IP アドレスを登録しなければなりません。

EveryDNS での DiCE の設定は「 EveryDNS独自ドメイン用DiCE設定 」で行っています。

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